水栓を急に閉めたときに配管をハンマでたたいているような音がする現象をいいます。
給水管の内部では水が充満して流れています。その給水管につながる水の圧力が急激に上昇し
圧力の波が配管内を往復して、配管、弁、機器類をハンマのように打ち続けて振動させ衝撃音を
発する水撃作用が起こります。
水圧が高く、配管内の水の流れる速度が速く、凸凹があって管内に空気がたまりやすい配管で
水の流れを急に止める器具を使ったときなどに起こることがあります。
ウォータハンマはしばしば配管を破損させたり、継目から漏水したりする事故の原因となります。
ウォータハンマが起こらないようにするには
1 水圧を必要以上に高くしない。
2 配管の途中に空気たまりができないようにする。
3 流れを急激に止まるような器具を使わないことが必要です。